インフォシスデータセンターの効果的な冷却
インドを拠点とするIT会社のインフォシス・テクノロジーズ社がデータセンター冷却アプリケーション用システム設置にシュナイダーエレクトリック社を選択した際、シュナイダー社は効率の高いスウェップ社のブレージングプレート式熱交換器(BPHE)を選択することを決めました。
シュナイダーエレクトリック社はグローバル企業で、そのルーツは1800年代の鉄および鉄鋼産業、重機、および造船にあります。以来、同社は電気および自動管理におけるグルーバルスペシャリストへと変身を遂げました。ソリューションプロバイダーであるシュナイダーエレクトリック社は、信頼できる、安全で、効率の良い、持続可能なエネルギーへのアクセスは基本的人権であると考えます。シュナイダーエレクトリック社は新しい革新的なソリューションを以って、地球のカーボンフットプリントはエネルギーの必要性に照らしてバランスの取れたものにする必要があるというエネルギーパラドックスに意欲的に取り組んでいます。
環境面を念頭に置くシュナイダーエレクトリック社は、インドを本拠とするIT会社であるインフォシス・テクノロジーの極めて重要なIT設備の冷却システムの供給を依頼された際、提携先としてスウェップ社を試してみることに関心を持ちました。データーセンターのアプリケーションは水-水のシステムでした。BPHEは、水の一次側は冷却タワーからのものであるため、一次側と二次側を隔離するのに使用されました。水の供給先の二次側は、極めて重要なIT設備向け冷却コイルでした。
スウェップ社はプロジェクト用にB439モデルを提供しました。スウェップ社のBPHEは、それまでシュナイダーエレクトリック社のプロジェクトのどれにも使われたことがなかったため、最初はその性能に対し多少の懐疑が持たれましたが、「製品を現場で試験した後では、私たちはそれが確かなものであることを確信しました。」
BPHEは極めて重要な単相の水-水へのアプリケーションに使用されます。その際、データーセンターの冷却温度は動作全体を通じて維持される必要があります。効率的なB439は高い熱伝達を得るよう設計される。2種類のプレートがあり、併用も可能で、幅広い暖房、冷房、および産業用アプリケーションに適しています。4インチ(約10センチ)の継手があり、最高156 m³/h (686 gpm) の水流量に対応します。シュナイダーエレクトリック社はBPHEのサイズにも満足しています。「コンパクトで設置が簡単であり、提供された文書と技術サポートの両方に満足しています。」