テレツー・アリーナ

テレツー・アリーナ

モダンな開催場所向けのパワフルな技術。

スウェーデンの首都、ストックホルムにある受賞歴のあるテレツー・アリーナでは主要コンサートやあらゆる種類のスポーツ競技を簡単に開催できます。スウェップ社の強力なブレージングプレート式熱交換器により冬季スポーツイベント向けの良質のアイス(氷)を簡単かつ確実に敷く(アイスリンクを作る)ことができます。

2013年8月にストックホルムで開設したテレツー・アリーナはスウェーデンの最もモダンな多目的会場の一つであり、2014年Stadium Business Awards でニューヨークのマジソンスクエアガーデンやロンドンのウェンブリーといったグローバルなアリーナを競争相手に、見事「ベストアリーナ」賞を受賞しました。このスタジアムは無料の高品質のWi-Fi、600のデジタルスクリーン、スタジアムビジョン技術、開閉式屋根、透明のファサードを備えています。催し物にもよりますが3万人から4万人の観客を収容できるテレツー・アリーナは一流の技術を必要とし、イベントの種類により切り替えます。

不動産オーナーの SGA Fastigheter AB は競技スポーツによってアリーナの気候と表面を変化させる能力の向上を求めました。例えばサッカー場をアイスリンクに、素早く信頼できる方法で転換するなどです。この顧客は温度条件について非常に明確でした。平均温度差が1°Cまたはそれ以下でも、可能であれば、SGAはアイスを敷く時間を短縮し、アイスの品質を向上させることを希望していました。これにはより低いシステム温度が求められ、システムで使われている既存のエタノール混合物ではチラー内で凍結するリスクがあります。この問題を解決するために、少量のエチレングリコールが流れるチラー流路を分離する熱交換器が必要とされました。SGAは、ガスケットプレート式熱交換器のオプションをいくつか査定しましたが、最終的に市場にあるスウェップ社の最高容量のブレージングプレート式熱交換器を採用することに決定しました。

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この解決策によりエタノール混合物の全量廃棄を免れることが出来ました。「温度変化は、エタノールの取り替えといったシステムへの大きな変化なしに行われなければなりませんでした。また設置は利用できるユーティリティルームで行えるというものでした」と、スウェップ社の製品開発エンジニアの Daniel Docekal は語ります。「弊社は、独自の技術でこのソリューションで支援することができ、SGAはシステムを維持し大量のエタノールを処理しなくてすみました。」

スウェップ社は、市場最大のブレージングプレート式交換器であるB649を持っていることで、最大級製品の設置についてもBPHE技術を提供できる唯一の立場にあります。B649は従来のガスケットプレート式熱交換器に比べ多くの優位点を提供します。それらは通常、より高いエネルギー効率、コンパクト設計とメンテナンス減少を通じて財務上および環境上の節約が必要な類のアプリケーション内で使用されます。

    

テレツー・アリーナとSGAの場合、スェップ社は強力なBPHEのB649H/SP 840の4基のSPユニット 、合計冷却負荷2600 kW (740TR) を提供しました。同ユニットは1時間以内に90 cm (36 inches) のドア開口を通して納入され、モジュラー状態で設置されました。コンパクトなBPHEは1時間内に手押し車で簡単に設置されました。「これは設置の簡単さ、環境上の利点といった製品独自の価値によるもので、これを迅速に実現するスウェップ社の実現能力により同社は当社の優先サプライヤーとなったのでした」と、SGA Fastigheter Abの不動産事業部長の Conny Håkansson は語ります。